ぬらりひょんの孫のネタバレ20巻!鏡斎が卑劣すぎる!

件の予言を信じた一般市民から襲撃を受け、友人のカナを護るために、リクオはやむを得ず目の前で妖の姿に変身してしまったぬらりひょんの孫19巻。

東京を舞台にした鬼ごっこでは、街の人々を人質にされ、続々と百物語の幹部も現れてきて…

ここでは、今後の百物語組の幹部達との戦いから目が離せない「ぬらりひょんの孫」のネタバレ20巻のあらすじと感想をお伝えします。

前回のお話をまだ読んでいない場合は、こちらをご覧ください。

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ぬらりひょんの孫のネタバレ20巻のあらすじ

百物語組幹部 珠三郎の気になる行方

鞘から刀を抜き、後ろから首なしに襲い掛かる毛倡妓。

一見、毛倡妓に扮した敵が首なしに襲い掛かっているシーンかと思いきや、実は、襲い掛かった毛倡妓は本人で、首なしが百物語組の幹部の珠三郎敵だったというどんでん返し。

読者は、毛倡妓に呼ばれ、振り向いた瞬間ざっくりと切りつけられる首なしに、ああ、そんな油断して振り返ったらだめだよと思った人も少なくないはずです。

いくら気心しれている毛倡妓が相手でも、背中が隙だらけは緊迫した戦況の最中で首なし甘い!とも思いましたよね。

しかし、敵が首なしに扮していることにすぐ気づいた毛倡妓は流石です。

その理由として、

  • 奴良組は皆携帯を所持しているはずなのに、首なしの携帯が鳴らなかった。
  • 首無は毛倡妓と二人きりの時はいつも「紀乃」と呼ぶのに、呼ばない。

二つ目の理由が、なんだか首なしと毛倡妓の甘い秘密みたいでドキドキします。

この二つがあったから、毛倡妓は一切の迷いも感じられない一振りをして、敵の珠三郎を足蹴にまでできたのだなと思いきや…

なんと毛倡妓の後ろに新たな妖怪が!いや、こっちが本当の百物語幹部の珠三郎で、今足の下にいるのは珠三郎じゃない!

戦う相手を欺き惑わすことで、相手につけ入るのが珠三郎の作戦でした。

相手の嘘を見抜いて、追い詰めていたはずの毛倡妓が逆にやられ顔を奪われてしまいます。瀕死な様子の毛倡妓は、首なしの所に向かう珠三郎の様子を、ただ見送るしかできません。

もう、ここの時点で読者は混乱です。一度のみならず二度までもの大どんでん返しがあり、新たなピンチの予感がします。

敵の珠三郎に、こちらの情報を知られてしまったので、本物の首無の身のみならず、奴良組の皆全員が危機を招きかねません。

毛倡妓の顔を使い、仲間達を油断させた新たな敵との戦いがどうなるのか、今後が気になります。

百物語幹部 雷電との戦いで明かされるリクオの進化! 

リクオは百物語幹部の一人、雷電との戦いで苦戦します。

圧倒的なパワーと、刃をも通さない硬さに対し、リクオの認識をズラして戦う畏では歯が立たず、防戦一方でした。

この雷電、あまりにもわかりやすい悪役キャラです。自分の硬い身体と、圧倒的なパワーは、確かに街の人やリクオを追い詰めます。

しかし、こういう自信満々な性格の悪役は、大体すぐ消えてしまうのが通例のような…

でも、そうは言っても幹部だし、それなりに長い戦いになるのかな、と変な心配がよぎります。

案の定、リクオが反撃の姿勢を一瞬見せた隙に、前と背後を挟み撃ちにし、大きな一撃を加えます。

血まみれになったリクオのマフラーから、万事休すかと思われました。

雷電も、してやったりの様子ですし、気持ちがいい位のわかりやすい敵です。

しかし、次の瞬間、粉々になったのは雷電の腕と足でした。

そして、粉々の瓦礫の中から出てきたリクオは、どこか依然と違う雰囲気を漂わせています。

強気なセリフに、黒い長髪が舞い上がる様子から、よくわからないけど、きっとリクオは凄く強くなったに違いないという事が伝わってきます。

そして、さっきまでの苦戦から一転、いとも簡単に雷電を倒してしまいます。

いつも一番傍にいたつららでさえ気が付かなかったリクオの進化。

戦う際に構えを変えることで、自らの畏を「守り」から「攻め」変えたようです。

一体どういう事でしょうか。

リクオいわく、

  • 今までの、相手の認識をずらす鏡花水月だけでは、力不足感が否めない。
  • 半年間、来る百物語組との戦いの為、遠野に通って修行していた。
  • イタクの鬼憑をヒントに、今までの敵を惑わす畏から、敵を斬る為に畏を刃にのせるようにした。
  • でも、通っていたのは最初だけで、実はイタクが東京に出向いてくれていた。

リクオの性格が少し強気に見えたのは、リクオの畏が攻撃性も加わったことからなのでしょうか。

緊迫した百物語組との戦いの最中ですが、強気なリクオの様子にドキドキしているつららと友人のカナの様子に、少しホッコリしてしまいます。

イタクも、いつも厳しいのに、なんだかんだ言ってリクオの力になってくれている所が、また好印象です。

ここにきて、また遠野勢の登場が増えてくるのでしょうか。

遠野勢との絡みは、リクオや周りの登場人物の面白味が更に増す予感がします。今後に期待大です。

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百物語組の絵師・鏡斎

百物語組幹部の一人で、山ン本の腕から生まれた妖怪の鏡斎。

同じように、山ン本の耳から生まれた柳田が聞き、口から生まれた圓潮が語り、そして腕から生まれた鏡斎が妖を生むという関係で、東京の人々や奴良組を追い詰めます。

百物語組編の終盤で、奴良組に追い詰められた山ン本が、本体から各部位が飛び出していたのは記憶にありますが、こんな展開の戦いになるとは。

一見、見た目はそんなに怖い妖ではないのかなと感じますが、そこは著者。読者の恐怖心を煽る安定の設定です。

特徴としては、

  • またの名を狂画師(きょうえし)と呼ばれています
  • 人間と妖怪が殺し合い、双方が朽ち果てていく地獄絵図を芸術と呼ぶ。
  • 普段は寂れた小屋に一人で籠り、絵画を嗜んでいる。
  • 怪談などの噂を画に描き、本物の妖怪を生みだす力を持つ。
  • 描く媒体となったものは、人に限らす何でも妖怪に変貌させることができる。
  • 相手と直接戦うことは、ほぼ無い。
  • 作った妖怪たちをけしかけ、筆を用いた妖術で関接的に戦う。
  • 少女を好む傾向がある。

この特徴の中で一際目立つのが少女好きという点。

本人も認めているようですが、罪なき少女の背中に妖怪の絵を書き、妖怪を生み出すというだけでも卑劣です。

しかも、その過程と完成を見ることで陶酔するなんて、外道の一言に尽きます。わかりやすい悪役顔でもないのに、やることが酷い!

そういえば、柳田がさらってきたリクオの友人の鳥居をコインロッカーに閉じ込めて「地下鉄の幽霊少女」として妖にしていたのも、この鏡斎でした。

その後の渋谷での戦いでも、多くの少女やまたしてもリクオの友人の鳥居を妖怪「滝夜叉姫」に変えて戦わせる等といった非道を繰り返します。

最期は、九相図を用いてリクオの肉体を腐らせ、消滅させようと追い詰めますが、どこまでも諦めないリクオの、強い畏に呑まれて斬り伏せられます。

そして、自身が生んだ地獄絵図の中に身を落としていきました。

鏡斎の、自分自身では戦わないという卑怯なやり口。

著者の書く悪役は、本当に徹底した悪役っぷりです。

その分、読者は主人公達を応援したくなりますので、物語には欠かせない存在と言っても過言ではありません。

清十字団、活躍なるか!

これまで、昼のリクオの友人として、清十字団のメンバーが、様々な戦いの合間に登場していました。

しかし、今回の百物語組との戦いでは、この友人達が各ポイントに登場し、時には巻き込まれ、時には妖怪と戦い、今後の活躍の予感を匂わせています。

清十字団には、清継君、カナ、巻、鳥居、島くんがいます。

清十字 清継(きよじゅうじ きよつぐ)

・百物語組による件の予言やネット配信により、世間で起きている妖怪騒動の犯人としてリクオの身元が晒されそうになり、リクオの無実の証明のため動き出す。

・自身が撮影した動画により、リクオが自身の憧れの妖怪だと知る。

・一時的にリクオのことを避けていたが、リクオの無実を証明するため家を飛び出し、偶然、青田坊と出会う。

・「闇の主はボクの憧れなんだ 彼がこんなこと…するはずがない!!それに彼(奴良君)はボクの友達(マイファミリー)だからね」名言を残す。

家長 カナ(いえなが かな)

・19巻で、悪食野風に襲われたことでリクオの正体を知り、最初は戸惑っていたが、人間のために戦う姿を見て、リクオを受け入れた。

・「一緒に行きたい。ここで逃げたりなんかしない」と名言を残す。

巻 紗織(まき さおり)

・渋谷のビルに友人の鳥居と取り残されていたが、鏡斎が壁に描いた妖怪達が中に入ってきて大ピンチに。

・妖怪達に襲われて怯える少女達や、鏡斎に襲われたことを思い出し怯える鳥居を護るために、十得ナイフであえて軽口を叩き己を奮起させ戦う。

・京都でもらった数珠で妖怪を滅し、お札キックで水化させ大活躍する。

鳥居 夏実(とりい なつみ)

・鏡斎に「地下鉄の幽霊少女」のモデルにされる。

・巻と共に渋谷のビルに身を潜めていたが、鏡斎と、鏡斎が壁に描いた妖怪達に襲われる。

・今までの妖怪との経験を活かし友人の巻と共に戦うが、鏡斎と対面し、自身の地下鉄の幽霊での恐怖体験を思い出し、「嫌だ」と怯える。

・なんとか渋谷のビルから抜けだしたが、その後の妖怪「滝夜叉姫」に変えられる。

島 二郎(しま じろう)

・一人だけ登場シーンが…これからきっと出てくるはず!

百物語組との戦いで、欠かせない存在となっている清十字団。

世間では百物語組の情報戦略により、一連の妖怪騒動はリクオのせいだと思い込んでいます。

リクオや奴良組いくら否定しても、どれだけ人間のために戦っても、リクオが諸悪の根源だと思い込んでいる人間にはなかなか響きません。そこで、リクオの友人である清十字団の出番となるのではないでしょうか。

清継のリクオは人間の敵ではないという事、そして悪い妖怪ではないと証明できるにかかっています。

果たして、清継はリクオの本当の姿を伝えることが出来るのでしょうか。今後の展開が気になります。

ぬらりひょんの孫20巻のつづきはこちら。

ぬらりひょんの孫20巻の感想

次々と現れる百物語組の幹部との戦いや、百物語組の情報戦略により追い詰められるリクオ。そんな厳しい戦いの中でも、新しい畏の性質を身に着け人間達のために戦い続ける姿に読者は20巻も応援せずにはいられませんでした。

今後は、リクオの友人である清十字団の清継の活躍が戦況を左右しそうな予感です。

次巻も、まだまだ目が離せない展開が期待されます。

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