僕等がいたネタバレ15巻!自分の心に向き合う七美と矢野

有里との同棲のことを矢野に直接聞いた七美。

さらに、矢野がパニック障害を抱えていたことを知らされます。七美には前に進んでほしいという矢野の強い気持ちを受け、七美は竹内ときっぱり別れます。

別れを告げられた竹内は、婚約指輪を海に投げ捨て、「高橋が溺れているのが、おまえには見えないのか」と矢野に言ったのでした。

七美と矢野、2人は素直な気持ちを伝え合うことはできるのでしょうか。有里との関係に進展はあるのでしょうか。「僕等がいた」のネタバレ15巻のあらすじについて、感想を交えながらお伝えしていきます。

前回のお話をまだ読んでいない場合は、こちらをご覧ください。

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僕等がいたのネタバレ15巻のあらすじ

2人の幸せを願う竹内と千見寺

「高橋が溺れているのが、おまえには見えないのか」。矢野は竹内のこの言葉をはぐらかし、悲しそうな笑顔で七美との幸せだった高校時代の思い出話をします。

その様子を見て、竹内は涙を流します。誰が矢野のことを救えるのだろう、と。その後、竹内は七美に会いに行き、矢野のことを辛抱強く待ってやってほしいと伝えます。

その頃、千見寺も矢野に会い、「本当は七美の期待に一番応えたかったんでしょ?でも怖くて逃げた」など心をえぐるような言葉をぶつけます。

「僕等がいた」は竹内と千見寺の存在が物語を動かしていると言っても過言ではありません。今回も2人は七美と矢野のために一生懸命でした。

竹内は七美のことが好きですが、なにより矢野と一緒にいた時の七美の笑顔が最高だったと言っています。つまり、矢野と一緒にいる時の七美が好きだったのです。

だから、高価な婚約指輪を海に投げ捨てたり、もう会わないと言ったその直後に再び元カノに会いに行くというカッコ悪い展開になったりしても、七美と矢野が幸せになれるために頑張っているのです。

千見寺も、矢野のことを好きだった過去がありながら七美の親友でもあるので、2人の幸せを願っています。

だから七美にも矢野にも直球でするどい言葉を投げるのだと思います。2人のことを思っているからこその行動かもしれませんね。

強くなったのは、矢野に出会ったから

竹内からの後押しを受け、矢野に会うための口実を探していた七美。そんな時、七美のアパートに突然の来客。

玄関を開けると、そこには酔っ払って間違えて来てしまったという矢野の姿があったのです。久しぶりに高校生の頃のように会話をする2人。

矢野は自分のことだけを考えれば大丈夫だと背中を押す七美。5年前、矢野と離ればなれになった時もそうでした。七美は矢野を引き止めることができたのかもしれません。

でもそうはせず、矢野を信じて背中を押したのです。そんな七美に対して、どうしてそんなに聞き分けがいいんだ、どうしてそんなに強いんだと矢野は聞きます。

七美は「強くなったのは、矢野に出会ったからだよ」と言うのでした。

私は最初、七美は良い子ちゃんすぎるなと思っていました。もっと自分の感情や意見を矢野にぶつければいいのにと思う場面が多々あったのです。

それは、矢野に嫌われたくないから物分かりのいいフリをしなくちゃと思っての行動なのか?と思うほど。

でも、それは矢野を信じていたからこその行動だったのですね。出会って、好きになって、その人のおかげで心が強くなれるなんて、ほんとうに羨ましい恋だなと思います。

どうか矢野にも、七美を信じてまっすぐ気持ちをぶつけていってほしいなと思います。

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有里との関係に進展

入院していた有里の母親が亡くなり、その葬儀の日、矢野は有里から元カノ・奈々の事故当時の真相を聞きます。奈々は矢野を守るために元彼とちゃんと別れようと思って車に乗ったのだというのです。

そして、「みんなあんたの気持ちはわかってる。間違えた愛し方をしたと思わないで」と言う有里。そして、矢野は有里との関係に区切りを付けることができたのです。

有里は母親との関係も最後に修復することができ、亡くなったことは悲しいことでしたが、どこか晴れ晴れとした表情になっていました。

そして、奈々はしっかり矢野を愛していたのだということもわかり、矢野の愛はちゃんと届いていたんだなと思いました。

これで矢野も有里もしっかり前を向いて、お互い依存せずにそれぞれの道を進むことができるのかなと思います。

僕等がいた15巻の続きはこちら。

僕等がいた15巻の感想

大きな進展のあった15巻でした。大人になって再会してから初めて矢野から七美のことを訪ねる場面がありました。

5年間変わらず七美の言うことを信じていて、七美は自分の方位磁石なんだと矢野は言いました。これは素直な気持ちなんだと思います。

再会後、矢野がここまで自分の気持ちを正直に七美に伝えるなんてことは今までありませんでした。それだけ心が解きほぐされてきているということでしょうか。

もちろん、七美との再会が大きな要因であることは間違いありませんが、それに加えて竹内や千見寺の存在が効いているなと思います。

罪の意識と償いの気持ちで凝り固まった矢野の心が解放されるまでもう少しという感じです。

次巻の16巻が最終巻になりますが、2人の揺れる心にますます目が離せません。

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